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sumika



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溶けた体温、蕩けた魔法

作詞:片岡健太
作曲:小川貴之

いつになれば解るのだろう
傷つけ傷つかぬ距離
温める為 良かれと思って
互いに近付く僕ら

まるでハリネズミ 近付く度に
互いのトゲ刺さって 辛いのに

明日は何か変わると
惚けまた今日も変わらず
近付き合い惹かれていく

傷をつけ合って それでも近付いて
深く刺さったトゲが 痛んで温まる

今度会える時には きっともっと器用に
分かり合い 分かち合える筈だから
今日は傷つけて 血を流し合って
脈を打っていると やっと分かり合える

今度会える時には 瘡蓋になって
笑いあい 讃え合って
繋がれていく

撫で合ったような 触れ合ったような
お互いのハリの先

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数字で値踏んで 幸せを測る世界
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物差しに足つけて片手に
携帯しながら泳がせて

嘘と本当のボーダー行き来しながら
グレーな表情で見つめないで

傷をつけ合って それでも近付いて
嘘偽りのない 温度を感じて

今度会える時には 流した血の量も
ギャグになって ネタになって 繋がれていく

北風は僕らの 身体冷やすから

弱々しい体温を 掛け合わせ今日を
温めてゆけるように

僕ら寄り添って 傷をつけ合って
好きの分嫌いも 等しく言い合える

ちょっと面倒だけどね 欠かせない一手間を
かけてやっと分かり合える筈だから

傷をつけ合って それでも近付いて
互いの歩幅分 魔法が蕩ける

今度会える時には 瘡蓋になって
笑い合い 讃え合って
繋がれていく 紡がれていく