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HIMEHINA



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HIMEHINA

Int:Electron

琥珀。

古の木々の樹脂が、地中に埋もれて化石化して出来たもの。

太陽の輝きと言われる燃えるような黄金のその石は
長いものでは数億年の時を越え旧時代の生命や
DNAを保管することから「神のタイムカプセル」と呼ばれた。

太古の植物が流した涙が、樹脂となり固形化した琥珀。

ある日、科学者は気づく。
その石は摩擦すると電気を帯びる。

科学者は、琥珀にギリシャ語で名をつけた。
石の名は「」。

後に電子と呼ばれ、全ての物質の構成要素を成す、
素粒子の名とされた。

万能の象徴を掲げ、彼は叫び、嗤う。
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「あぁ、なんと愛らしい。」
「複製しよう。」 「複製しよう。」

「そして、永遠の絆を手に入れよう。」

対 アンブロイド

伝承の民は 土を撫で 囁く

「星の記憶。
過ぎ去れど消え去らず。
琥珀となりて時を行く」

琥珀とは。
そして

愛とは。

  1. マヂモチ の歌詞提供に感謝