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2.龍葬
の霓を呼び雲を得る如し情けばむな我が身の
渾て
を撃ち焦がせと葬れよ龍を塞ぐ邪気を境え魂で俄然と参に斉う煇る佳味の渦思い遣るな聲の限りに直歌おう放てよ我を熾す炎かなえ響き合え龍の棲まう肚裡よ紛え葬らる(龍よ)身空を
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17.組曲「義経」~悪忌判官
義と現世(このよ)の
渾て
を呉れてやる此の悪の力で代価(かわり)に愛の証を呉れないか眩く満ちる朝と苟且 ... 義と現世(このよ)の
渾て
を呉れてやる此の悪の力で代価(かわり)に哀の言葉を呉れないか眩く満ちる朝と苟 ... 義と現世(このよ)の
渾て
を呉れてやる此の黄泉の力で代価(かわり)に燃える最期を呉れないか眩く満ちる
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9.組曲「鬼子母神」~怨讐の果て
える風の鳴りが失せる雨音すら響きはしない
渾て
の色が死んだ音も滅びた最期に想うは不憫な花死んだ葉奈を殺して其の花を散らせぬ様に吾儕の花噎ぶ妻を嬲り稚を無下に殺した奴儕残して逝くに逝けぬ遺して逝くに逝けぬ怨讐の
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9.組曲「義経」~悪忌判官
義と現世(このよ)の
渾て
を呉れてやる此の悪の力で代価(かわり)に愛の証を呉れないか眩く満ちる朝と苟且 ... 義と現世(このよ)の
渾て
を呉れてやる此の悪の力で代価(かわり)に哀の言葉を呉れないか眩く満ちる朝と苟 ... 義と現世(このよ)の
渾て
を呉れてやる此の黄泉の力で代価(かわり)に燃える最期を呉れないか眩く満ちる
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10.組曲「義經」~夢魔炎上
鄉の地に轉びて落ちる
渾て
は
渾て
は一族の名を賭して
渾て
は
渾て
は亡き御父君の誇りを賭して犯した不文律も罪科も殺めた命さえもあなたと新しい
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9.奇子
笑裂いても離れ得ぬは
渾て
惑い闇に融け堕ちてゆく涅槃まで艶やかな嬌態に燃えて血織り交ぜる黒い風穴澱みか ... 性裂いても離れ得ぬは
渾て
惑い闇に融け堕ちてゆく涅槃まで我が子に姉と呼ばれ、この手に抱くことすら許され ... 笑裂いても離れ得ぬは
渾て
惑い闇に融け堕ちてゆく涅槃ま
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2.梧桐の丘
星が玉藻に揺らぐ鮎に姿を変えるだけ明日は
渾て
の魂に鏘彼方の星が朝影に綯う藍を縹に染める廻り来る渦の羽瀬に身を任せても貴方の星が朝風に舞う埃に姿を変えるだけ天空は零れ落ちて海の同母に還る明日を携えて舞い上が
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5.組曲「義経」~夢魔炎上
びて落ちる(セリフ)
渾て
は
渾て
は一族の名を賭して
渾て
は
渾て
は亡き御父君の誇りを賭して犯した不文律も罪科も殺めた命さえもあなたと新しい