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夏川りみ( なつかわ りみ )



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歌手の紹介


夏川 りみ(なつかわ りみ、1973年10月9日 - )は、日本の歌手である。本名、玉木 りみ(たまき りみ)、旧姓、兼久(かねく)。

沖縄県石垣市出身。JVCエンタテインメント株式会社所属。旧芸名は星 美里(ほし みさと)。 夫はパーカッション奏者でTUBEのサポートメンバーとして知られる玉木正昭。

夏川の歌声には人を癒す力があると讃えられる。夏川の伴奏を数多く務めた吉川忠英は彼女の歌声を「まさに南国の夜にキラメく大きな星の様に、強く、やさしく、あたたかく、僕の心をくすぐってゆく」と評している。古謝美佐子のカバー曲「童神」はいまや夏川のレパートリーとして定着し、「胎教にいい」との評判も呼んでいる。

「涙そうそう」を歌うようになったのは沖縄サミットの関連イベントで同郷のBEGINがこの曲を演奏しているのを偶然テレビで見たことに端を発する。この曲に魅了された夏川は自分で歌いたいと思い、BEGINのライブに行った際に楽屋を訪ね、歌わせて欲しいと申し出た。「あらためて別の曲を作ってあげる」と「あなたの風」を提供されたが、「涙そうそう」を諦め切れなかった彼女はさらに懇願を続け、カバーへの同意を取りつけた。夏川はこの曲に出会って全てが変わったと語る。「やっと、自分らしさが分かって自信が出てきた」という。

「涙そうそう」のヒットを最も喜んだのは幼い頃から歌の手ほどきをしてくれた父だった。夏川自身は幼い頃は中森明菜などのポップスを歌いたかったが、父に歌わされたのはいつも演歌だった。嫌々歌っていたこともあった夏川だが、今は「演歌で歌の基礎をしっかり教えてくれたからこそ、今どんな歌でも歌える」と感謝していると語る。

自ら三線、琉笛、三板を演奏しながら歌うこともある。三線は「涙そうそう」から弾き始めた。

手話のような振りを採り入れることもある。「さようなら ありがとう」での“笑ってね”という歌詞に合わせた“笑う”という手話、など。2006年の『第57回NHK紅白歌合戦』で「花〜すべての人の心に花を〜」や、2011年の『第62回NHK紅白歌合戦』で「あすという日が」を歌唱した際にも歌詞にあわせて手話を行なった。

「童神」では赤ん坊を抱く仕草をすることがある。