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春瀬烈



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春瀬烈

風は凛として

作詞:春瀬烈
作曲:春瀬烈

風は凛として ただ肌に触れて流れ続けるだけ

夢にまで出てきたもんだから 記憶のリボンを 手繰り寄せて 手で解いて
暮れなずむ街のグラフィティ 約束したのに 成り損ねたのは共犯者

逃げ出す廊下 西日、踊り場 古ぼけたピアノに埃が舞う
懐かしい匂い 胸に仕舞えば 咳き込むように涙が溢れた
明るい未来なんて信じないぜ

風は凛として ただ肌に触れて流れ続けるだけ
分かたれた道中のその先でまたすれ違えるならば
行く先が砂漠だろうとも 風が凛として吹くだけ

夢にまで出てきたもんだから 目覚める眼に 流る涙
もっと沢山の歌詞は ※ Mojim.com
それは遥か 歪でも重なり合っていた
同じ孤独の香りがしていた 淡い讃歌

明日の用意、轍に太宰 弧を描く石畳、帰りの会
大人みたいな顔で笑うな ずっと、ずっと淋しくなるからさ
あの日お前が褒めてくれたピアノの音を覚えている

風は凛として ただ花を揺らし流れ続けるだけ
また出会えるならば何の話で笑いあえるだろうか
縋る日は優しく苦しいよ 風が凛として吹くだけ それだけ

風よ、あの日を、優しさを運んでくれ
風よ、この日を、虚しさを攫ってくれ
風よ、お前だけは変わらないでくれないか
なあ、いつか風の吹き抜ける檻の外に出られるかな